上手な『質問』で組織強化

年明け、中途入社などで慌ただしくなる1月。そんな時期に向けて、入社して1年が経って後輩が入社するという方々や、初めて役職に就き、部下を持つことになる方々も居ると思います。
 
そこで今回は、部下の育成方法で大事なコミュニケーションについて書いていこうと思います。
 
人を育てるためには、言われたことをさせるだけでなく、自分で考えさせることが必要です。
ということは、相手に考えてもらいたいと思えば、簡単に言えばヒアリングの機会を設ければ良いということです。

また、自分の考えと異なるとき、人は相手の話を受け入れられなくなりがちです。
そのようなときには、どうすればいいでしょうか。

質問が有効です。
 
質問力の弱い人は、「なぜこんなことも分からないのか」と相手を責める気持ちになりがちです。
これでは、相手との信頼関係を築くことは難しくなってしまいます。
 
「質問」には、相手に関心を持っていることを伝える効果や相手に気づかせる効果、さらには相手に考えさせる効果などがあります。
 
質問の切り口をいくつか持っていることによって、効果的な質問をすることができます。

ひとつは「クローズド・クエスチョン」。相手が「はい」か「いいえ」で答えられる質問です

もうひとつは「オープン・クエスチョン」。相手の気持ちや考えを引き出す質問です。
 
このように、場面に応じて質問をうまく活用することで相手を育てることができます。

「質問」の方法も、是非工夫してみてください。
 
幅広い経験もございますので、ご相談いただけましたらお客様のために頑張らせていただきます。

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